<写真で見る中国の今>ペットボトルの困惑

Record China    2010年4月4日(日) 0時23分

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3月25日、上海市で第6回「国際報道写真コンテスト」が開催された。環境問題を象徴するかのような山積みのペットボトルの写真が、自然環境部門で銅賞を受賞している。

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2010年3月25日、上海市で第6回「国際報道写真コンテスト(国際新聞撮影比賽/通称:華賽)」が開催された。環境問題を象徴するかのような山積みのペットボトルの写真が、自然環境部門で銅賞を受賞している。

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陝西省西安市にペットボトル回収企業が所有する集積場。わずか数か月で190万本、重量にして50tが回収され、山積みになっている。これらが、わずかな収入のために市内の至る所からボトルを1本1本拾い集めてくる労働者らの仕事の成果だ。

ペットボトル飲料は、中国の市民生活に便利さをもたらした。そもそも、ジュースやアルコール類以外の飲料を、お金を出して購入する習慣のなかった中国。数年前までは、職場や外出先にはお茶のボトルを各自持参するのが当たり前だった。しかし今では、出先で気軽に捨てられるボトル飲料に取って代わられつつあり、まるで世界の趨勢を逆行している。各飲料メーカーは販売量や生産量にばかり目を向け、ボトルの回収や再利用体制構築が不十分なのが現状だ。(翻訳・編集/愛玉)

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