<写真で見る中国の今>金融危機下の就職説明会

Record China    2010年4月4日(日) 16時33分

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3月25日、上海市で第6回「国際報道写真コンテスト」が開催された。金融危機下の就職難にあえぐ大学生を捉えた写真が、経済・科学技術部門で金賞を受賞している。

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2010年3月25日、上海市で第6回「国際報道写真コンテスト(国際新聞撮影比賽/通称:華賽)」が開催された。金融危機下の就職難にあえぐ大学生を捉えた写真が、経済・科学技術部門で金賞を受賞している。

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09年2月、湖北省武漢市のある体育館で行われた就職説明会。前年秋の世界的金融危機を受け、卒業後の進路探しに必死の大学生らで会場はごった返している。壁でエントリーシートを記入する学生や、疲れてうずくまる学生の姿が見られた。中には、学生の母親が血まなこになってブースを巡る姿も。来場者5万人のうち、希望の募集職位にたどりつき、面接に進んだのはわずか3000人だったという。

今年2月、中国人力資源・社会保障部の最新発表では、今年の大学新卒者は約630万人。その卒業時点(中国では7月)での就職率を70%前後にしたいとの目標を掲げているが、ポスト金融危機の就職状況は依然、深刻だ。多くの企業は経験のある即戦力を求めている。上海市の学生就職支援企業が3月に発表した調査結果では、6割超の学生が「とりあえず就職先を見つけてから希望の職種を探す」と、現実的な回答をしている。(翻訳・編集/愛玉)

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