09年、160人が旅行中に死亡、主因は交通事故―中国

Record China    2010年3月30日(火) 18時13分

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26日、中国国家観光局によると、09年に中国各地で起きた旅行関連事件で160人が死亡、主な死亡原因は交通事故によるものだった。写真は09年4月、雲南省で発生した観光バスとトラックの衝突事故。

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2010年3月26日、中国新聞社によると、中国国家観光局はホームページ上で、09年に中国各地で起きた旅行時の事件は55件で、合計160人が死亡(うち6人が行方不明)、598人が負傷したと発表した。旅行関連事件のうち、事故が最も多く、死亡の主な原因は交通事故によるものだった。

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09年の旅行時における事件数は前年度より増加しており、死亡者数はほぼ横ばい、負傷者は大幅に増加した。重大事件(死亡者5人以上または重傷者10人以上)は前年比66.7%増の10件で、死亡者は同4.3%増の96人、負傷者は同47.7%増の195人だった。比較的大きな事件(死亡者1〜4人あるいは重傷者5〜9人)は同2.9%増の36件で、死亡者(行方不明者も含む)は同8.5%増の64人、負傷者は同28.6%増の297人だった。

今年は上海万博開催により7000万人もの観光客が国内外から訪れるとみられている。また、国内外のテロ・分離独立運動などの勢力が観光客の安全を脅かす恐れもあり、依然として交通事故の発生も多い。さらに、自然災害の恐れが長期に渡ってあることなどから、同観光局は旅行の際の安全確保が一層求められると警告している。(翻訳・編集/中原)

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