Record China 2010年3月26日(金) 16時20分
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25日、携帯電話キャリア・中国聯合通信は、開発中のアンドロイドOS搭載携帯から米グーグル社の検索サービス機能を排除すると発表した。写真はオークションサイトで販売中のアンドロイド携帯・ネクサスワン。
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2010年3月25日、携帯電話キャリア・中国聯合通信(チャイナユニコム)は、開発中のアンドロイドOS搭載携帯から米グーグル社の検索サービス機能を排除すると発表した。中国本土版検索サイト閉鎖後、初めてグーグルとの協力関係を断った企業となった。26日、毎日経済新聞が伝えた。
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アンドロイドは米グーグルが開発中の携帯電話用基本ソフト(OS)。チャイナユニコムは、グーグル検索機能は排除するが、アンドロイド携帯の販売計画そのものは継続するという。
中国本土版サイト閉鎖の影響は、チャイナユニコムのみならず多方面に波及するものとみられる。DCCIインターネットデータセンターの胡延平(フー・イエンピン)主任は、携帯電話キャリア・中国移動(チャイナモバイル)やポータルサイト・新浪網とグーグルの契約もまもなく終了するほか、大手ネットコミュニティサイト・天涯社区と合同で運営されていたQ&Aサイトも閉鎖される見通しだと明かした。グーグルを採用していた各ポータルサイトでも関係を断つ動きが広がっている。
無料で提供されるアンドロイドOSは、中国の携帯電話やデジタルデバイスの主力OSとして採用されるとの期待が高まっていた。しかしグーグルのサービスが使えないとなれば、その魅力も半減するだけに、グーグル検索排除の動きがどれだけ広がるのか、今後の動向が注目される。(翻訳・編集/KT)
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