世界の貧困人口が10年間で5500万人増加、中国は逆に6500万人の減少―国連

Record China    2010年3月22日(月) 0時8分

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18日、最近10年間で世界の貧困人口が5500万人増加し、8億2760万人に達したことが明らかになった。写真はごみを集めて生計を立てている中国の貧困層。

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2010年3月18日、国際連合人間居住計画(ハビタット)によると、最近10年間で世界の貧困人口が5500万人増加し、8億2760万人に達したことが明らかになった。20日付で新華社が伝えた。

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ハビタットの年次報告は、この5500万人という数字を深刻に受け止め、国連の指揮のもと各国が努力をしても、10年間で貧困人口が増えたのは争いのない事実だと指摘。その原因の1つとして、貧困人口を減らし貧富の格差を縮めるためのプロジェクトの絶対数が少なかった上に、それぞれのプロジェクトの効果に疑問があったことを挙げている。

逆に、最近10年間で貧困層を脱した人々は世界で約2億2700万人いるとされ、中国(6530万人)とインド(5970万人)の貢献が大きいという。同報告によると、インドネシア、ベトナム、モロッコ、エジプト、アルゼンチン、コロンビア、ブラジル等の貧困人口も大幅に減少している。(翻訳・編集/中原)

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