<レコチャ広場>おしんから西太后へ=田中裕子、「蒼穹の昴」で26年ぶりの帰還―中国

Record China    2010年3月14日(日) 18時3分

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11日、「董路のブログ」は記事「おしんか西太后へ=26年ぶりに中国テレビ界に帰ってきた田中裕子」を発表した。田中裕子は日中合同制作ドラマ「蒼穹の昴」に出演、26年ぶりの中国への帰還が中国で話題となっている。写真は「蒼穹の昴」より。

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2010年3月11日、「董路のブログ」は記事「おしんから西太后へ=26年ぶりに中国テレビ界に帰ってきた田中裕子」を発表した。以下はその抄訳。

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1984年、中国で「おしん」が放映された。当時はテレビの普及が始まったばかり。時を同じくして登場した「おしん」は中国を席巻、「おしんブーム」がわきおこった。視聴率はなんと80%に達したという。

しかしヒロインを演じた田中裕子という名前については強い印象を持つことはなかった。みんな「おしん」という名前で覚えていたからだ。数日前、北京科学教育チャンネルの番組「非常接触」の撮影で対面する機会を得た。司会を務めたわたしは冒頭でこう言わざるを得なかった。「田中さん、ひょっとしたらあなたのことを『中田さん』と間違えて呼んでしまうかもしれませんけど、お許しください。それというのもわたしは「おしん」以外の名前であなたを呼ぶことに慣れておりませんし、またサッカーファンとして日本の中田英寿選手が有名なものですから」と。田中さんは「気にしないでください。わたしもサッカーファンですから。『中田さん』と呼ばれれば、わたしもうれしいですよ」と笑って答えた。

1984年、15歳のわたしにとって「おしん」はまぎれもなくアイドルであり、その後、同様の存在は現れなかった。こうした人は他にも多いのではないか。あれから26年、田中裕子が中国に帰ってきた。日中合同制作ドラマ「蒼穹の昴」の西太后役として当時のイメージをくつがえし、そしてまた当時の記憶をも呼び覚ました。

苦しみに耐える「おしん」と高慢不遜な「西太后」。役柄は180度異なる。「もし選べるとするならば、『おしん』と『西太后』、どちらの人生を選びたいですか」とわたしは質問した。「考えたことがなかった」と考える田中さんにわたしは言った。「じゃあ代わりにお答えしましょう。昼間出かける時は『西太后』、夜家に帰ったら『おしん』というのは?」わたしの言葉に田中さんは笑った。(翻訳・編集/KT)

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