年々増加するリコール、品質が中国自動車市場の最重要課題に―中国紙

Record China    2010年3月13日(土) 19時38分

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11日、中国国家品質監督検査検疫総局はこのほど、報告書「自動車リコール制度の回顧と展望」を発表した。リコールの回数は制度導入以来、年々増加している。写真は3月、中国自動車技術研究センターにおけるトヨタ車の衝突実験。

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2010年3月11日、中国国家品質監督検査検疫総局はこのほど、報告書「自動車リコール制度の回顧と展望」を発表した。リコールの回数は制度導入以来、年々増加しているという。海峡都市報が伝えた。

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2009年、中国自動車市場は前年比40%超という高成長を遂げ、製造台数、販売台数共に1000万台の大台を突破した。生産拡大が続く一方で、副産物として品質問題が浮上している。

リコール制度導入以来、中国では212回、計136万台がリコールされた。うち24%が中国国家品質監督検査検疫総局の調査をきっかけにリコールされた。導入初年度2004年のリコール回数は10回。2008年には47回、2009年には57回と増加。今やリコールは自動車業界にとってきわめて敏感な問題となっている。

こうした状況を受け、中国自動車メーカーも生産能力の拡大と同時に品質向上に努めている。今後数年間にわたり、品質こそが中国自動車市場における最重要課題となる。ある業界関係者は「優秀な企業ならば、今後数年間、品質に注力することで本当のブランドイメージを確立するべきだ」と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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