首都圏拡大へ、北京の地下鉄路線を河北省まで延長―中国

Record China    2010年3月9日(火) 9時54分

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7日、北京市発展改革委員会の張工主任は、1時間以内の通勤・通学圏の実現によって首都圏拡大を目指すため、北京市の既存の地下鉄路線を延長し、周辺都市と結ぶ方策を検討中であることを明らかにした。写真は北京の地下鉄4号線。

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2010年3月7日、北京市発展改革委員会の張工(ジャン・ゴン)主任は、1時間以内の通勤・通学圏の実現によって首都圏拡大を目指すため、北京市の既存の地下鉄路線を延長し、周辺都市と結ぶ方策を検討中であることを明らかにした。千龍網が伝えた。

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北京市は近年、不動産価格の高騰や土地不足などの問題に直面している。同市の都市計画部門はこれまで、近郊都市間の交通手段としては鉄道路線を考慮しており、地下鉄は最良の選択肢ではないとの認識を示してきた。これに対し、張主任は「北京市と河北省各都市との連携強化の点から考えて、北京市の既存の地下鉄路線を同省の一部の都市へ延長させるべく検討を開始した」と語った。

張主任は両地区を結ぶ具体的な路線については明らかにしなかったものの、十二五(第12次五カ年計画:2011−2015年)期間中か、あるいは条件が整った段階にこれを実行に移したいとの認識を示した。

両地区間ではこれ以外に、北京市と張家口市、唐山市、承徳市、石家庄市などの河北省各都市を高速鉄道で結ぶ計画も進められており、1時間圏内の首都圏拡大を図っていく方針だ。(翻訳・編集/HA)

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