中台両岸警察の連係プレー、台湾から本土へ逃亡の汚職議員を御用―台湾メディア

Record China    2010年3月8日(月) 16時1分

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6日、公費の私的流用で実刑判決を受けていた台湾・彰化県の前県会議長・白鴻森が、逃亡先の福建省アモイ市から台湾へ送還された。写真は福建省アモイ市。

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2010年3月6日、公費の私的流用で実刑判決を受けていた台湾・彰化県の前県会議長・白鴻森(バイ・ホンセン)が、逃亡先の福建省アモイ市から台湾へ送還された。台湾・中央通訊社の報道を環球時報が伝えた。

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公費を私的な飲食費や遊興費に充てたとして今月4日、最高法院(日本の最高裁に相当)から懲役3年10カ月の二審判決を受けていた白被告。しかし本人は昨年12月上旬、医療機関での診察時に逃亡し、指名手配中となっていた。

白被告が逃亡した先は海を挟んで対岸の福建省・アモイ市。今月4日、台湾当局は本土当局から同被告を拘束したとの連絡を受け、6日、アモイ市から金門島経由、台北で身柄を受け取った。中台は09年4月、犯罪捜査における協力関係を結ぶ「両岸司法互助協議」に調印しており、この案件でも両岸の警察による連係プレーが示されたかたち。

台湾上陸時には多数の報道陣に囲まれた白被告だが、「なぜ大陸(中国本土)に逃げた?」との記者らの問いかけには一切応じなかった。(翻訳・編集/愛玉)

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