2010年3月3日、全国政治協商会議委員、海軍情報化専門家委員会主任の尹卓（イン・ジュオ）海軍少将はインタビューを受け、「軍の透明化は欧米の要求通りには実施しない」とコメントした。4日、中国新聞社が伝えた。

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尹少将は軍の改革開放の進展に伴い、人民解放軍の透明化は進んでいると主張。しかし透明化はあくまで相対的なものであり、絶対的なものではないと指摘した。「米国、欧州も完全な透明性を確保していない。彼らの兵器売却の多くは国連に登録されていないが、中国は登録している」と一例を挙げた。

尹少将は何を開放し何を開放しないかは、中国が世界市民に対して責任ある態度を持ったうえで自ら決めることだと主張し、「欧米の要求通り透明化を進めることはない。我々の主権の問題だ」と発言した。（翻訳・編集/KT）