ダライ・ラマが人気トーク番組に出演、中国大使館がCNNに申し入れ―米国

Record China    2010年3月1日(月) 14時28分

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23日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が米CNNの人気トーク番組に出演したことについて、中国外交部のウェブサイトは、在米中国大使館がCNNに対し、厳正な交渉を申し入れたと発表した。写真は在米中国大使館。

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2010年2月23日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が米CNNの人気トーク番組「ラリー・キング・ライブ」に出演したことについて、中国外交部のウェブサイトは、在米中国大使館がCNNに対し、厳正な交渉を申し入れたと発表した。28日付で中国新聞網が伝えた。

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記事によれば、中国大使館はCNNに対し、同番組がダライ・ラマにインタビューを行い、その模様を放送したことについて、厳正な交渉を申し入れた。同時に、中国の主権と領土保全を尊重するという米政府の方針に従い、チベットは中国の一部であることを認め、ダライ・ラマや「チベット独立派」に言論の場を提供しないこと、また、今回のインタビューが引き起こしたマイナスの影響を取り除く措置を取るよう要求した。

さらに、中国大使館はこの件に関する声明で、「ダライ・ラマは宗教家の皮をかぶっているが、実は長い間祖国を分裂させ、民族の団結を引き裂こうとしてきた政治亡命者だ。今回の訪米や同番組における言論がそれを十分に証明している」とした上で、「米国民がダライ・ラマの真の姿と米中関係を破壊する恐ろしい下心に気付き、チベット問題に対する中国側の正義の立場を理解し、支持することを希望する」と述べた。(翻訳・編集/NN)

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