<棋聖戦>在日華人・張栩十段が7冠達成、史上2人目―日本華字紙

Record China    2010年3月1日(月) 13時47分

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26日、囲碁の張栩(ちょう・う)十段(30)が山下敬吾棋聖(31)に挑戦していた第34期棋聖戦7番勝負の第5局が静岡県伊豆市で行われ、張が通算4勝1敗で棋聖位を奪取した。写真は張栩十段。

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2010年2月26日、囲碁の張栩(ちょう・う)十段(30)が山下敬吾棋聖(31)に挑戦していた第34期棋聖戦7番勝負の第5局が静岡県伊豆市で行われ、張が通算4勝1敗で棋聖位を奪取した。27日付で華字紙・中文導報が伝えた。

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張はこれで7大タイトルの全冠制覇(グランドスラム)を達成したことになる。グランドスラムは87年に当時31歳6か月の趙治勲九段(現二十五世本因坊)が達成したのが初めてで、史上2人目。30歳1か月での記録達成は史上最年少となる。

張は台湾出身。10歳で来日し、林海峰天元門下となる。小林光一九段は義父にあたる。09年4月に名人、十段、天元、王座、碁聖を獲得し、史上初の5冠を達成。若手の羽根直樹、山下敬吾、高尾紳路とともに「平成四天王」と呼ばれている。(翻訳・編集/NN)

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