<旧正月>欧米各国が今年の春節を重視する理由とは―中国

Record China    2010年2月20日(土) 19時40分

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19日、マカオ日報は、中国経済の発展や国際的な地位の上昇に伴い、中国最大の祝日「春節(旧正月)」が世界各国で祝福されている状況を紹介した。写真は旧正月中の上海市内。

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2010年2月19日、環球網によると、マカオ日報は同日「春節の地位が国力に伴い上昇」と題した社説を掲載し、中国経済の発展や国際的な地位の上昇に伴って、中国最大の祝日「春節(旧正月)」が世界各国で祝福されている状況を紹介した。

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記事によると、中国の経済的な実力の高まりにつれて、華僑や中国人が世界各国へ広がり活躍している。ここ数年、その影響で「春節」が各国でも注目され、各地で盛大なセレモニーが催されたり、中には春節期間に合わせて休日を設定する地域さえある。特に今年は、金融危機からいち早く立ち直り、世界経済の牽引役として中国がより一層注目を集めており、各国政府首脳も今年の春節には特別な対応をしているという。

オバマ米大統領は春節前の12日、ホワイトハウスで春節に関する祝賀の談話を発表。過去の大統領がペーパーをリリースしただけだったことに比べると大きな差を感じさせた。ブラウン英首相は15日、首相官邸で約100人の華僑・華人に向かって中国語で「恭喜発財(新年の挨拶の言葉、『お金儲けがうまくいきますように』の意味)」と挨拶し、大喝采を浴びた。カナダのハーパー首相は広東語で同様の挨拶をし、フランスのサルコジ大統領は16日、仏大統領府のエリゼ宮で初めて華僑・華人向けのレセプションを開催して春節を祝った。

記事は「春節に注目する現象が広がっているのは、各国政府首脳だけではない」とし、中国からニューヨークへの史上最大の旅行団約1000人が現地で大歓迎を受けた様子などを紹介。「春節ブームが世界中で高まっているのは、中国の国力上昇に伴い、中国文化の影響力も上昇しているため。中国の将来の運命は世界にも大きくかかわっている。平和を確立し、世界が共同で繁栄していく中で、春節はその精妙な役割を確実に演じている」と結んでいる。(翻訳・編集/HA)

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