Record China 2010年2月21日(日) 18時20分
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19日、旧正月を迎えた中国の一部の親たちは、子供にお年玉として株式をプレゼントしているという。子供のころから資産管理や運用に親しませて教育の一環とするとともに、長期の保有によって利益も獲得する、一石二鳥の狙いがある。写真は中国のお年玉。
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2010年2月19日、今日早報によると、春節(旧正月)を迎えた中国の一部の親たちは、子供にお年玉として株式をプレゼントしているという。子供のころから資産管理や運用に親しませて教育の一環とするとともに、長期の保有によって利益も獲得するという一石二鳥の狙いがある。
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ある株式投資家は、お年玉として毎年春節前の株式市場の最終取引日に銀行株を買って子供に与えており、今年も500株購入した。11歳になる彼の息子はすでに銀行株ばかり6銘柄、5000株を所有しているという。
また、旅行を趣味に持つある教師も、お年玉として毎年子供に旅行・観光産業関係の銘柄の株式をプレゼントしている。この教師は「観光資源は唯一無二、再生不可能なもの。従って倒産のリスクは低いと思う」と安全性を強調する。
中国では最近、お年玉のスタイルが多様化し、「黄金」「ファンド」「保険」などを子供に買い与えるケースが増加しており、株式もその1つに数えられている。
こうした流行について、ある資産コンサルタントは「これらはいずれも子供に小さい時から財産管理の意識を持たせ、自身の成長に合わせて蓄財の累積効果を体得させる狙いがある。また、長期的な投資も兼ねており、子供が成長した際の貯蓄としての期待もあり、いずれも大きなメリットがある。ただし、株式を選ぶ場合は安全性が最重要」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
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