2010年2月12日、人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）が個人事務所の忘年会で、歌手部門では最高額の「お年玉」を奮発した。中国時報が伝えた。

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ジェイによる個人事務所「杰威爾音楽有限公司（JVR Music）」では12日、社員総出の忘年会を開催。米映画「グリーン・ホーネット」撮影で米国滞在中のため出席できなかったジェイだが、社員に向けて計350万NTドル（約980万円）の「お年玉」を奮発。歌手部門の忘年会では最高額になったという。

「杰威爾」によると、350万NTドルの内訳は、忘年会でのビンゴ大会賞金が計150万NTドル（約420万円）、論功行賞が100万NTドル（約280万円）、社員のグアム旅行費用が100万NTドル。今年はCDリリースがなく、主演映画「刺陵」も散々な結果だったジェイだが、今年初めには全社員の昇給を発表し、忘年会の大盤振る舞いと、太っ腹なところを見せている。

台湾で「尾牙」と呼ばれる企業ごとの忘年会は、旧正月前の風物詩の一つ。大企業では人気スターを招くのが恒例で、毎年その出演者の顔触れが大きな話題となっている。（翻訳・編集/Mathilda）