在来種を守れ!中国原産外来魚の生息拡大防止へ700億円を投入―米国

Record China    2010年2月14日(日) 20時28分

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2010年2月10日、米紙ニューヨークタイムズは、米政府が中国原産の淡水魚ハクレンの生息拡大防止に7億8500万ドル(約706億円)を投じる計画だと報じた。写真は2007年、河南省鄭州市。100万尾の魚が黄河に放流された。

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2010年2月10日、米紙ニューヨークタイムズは、米政府が中国原産の淡水魚ハクレンの生息拡大防止に7億8500万ドル(約706億円)を投じる計画だと報じた。10日、網易が伝えた。

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ハクレンはコイ目コイ科に属する中国原産の淡水魚。米国では1970年代に水質改善目的で飼われるようになったが、やがて自生するようになった。現在では五大湖にまで広がりつつあり、在来種を脅かす存在となった。

8日、ワシントンで開催された会議には五大湖を擁する各州、環境保護機構の関係者が集まった。五大湖につながる河川に電子障壁を築くこと、河道の開放時間を制限するなどの計画が発表された。しかし一方で有効性や河道の開放時間制限で生じる土砂の堆積を懸念する意見も上がっている。各州間の立場も異なっており、調整は難航する気配を見せている。(翻訳・編集/KT)

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