リコール問題が影響か、新車販売ランキングでトヨタが初の10位圏外―中国

Record China    2010年2月10日(水) 18時31分

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9日、中国自動車工業協会が発表した1月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ車が初めて上位10位以内から姿を消した。写真は昨年11月、河南省鄭州市で開かれたモーターショーに出展されたトヨタ車。

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2010年2月9日、中国自動車工業協会が発表した1月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ車が初めて上位10位以内から姿を消した。10日付で北京晨報が伝えた。

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09年通年の販売台数では、9位にカローラ(15万7500台)、10位にカムリ(15万6200台)と2車種もランクインしていたが、リコール問題が大きく影響したようだ。記事によれば、昨年12月にカローラ(1万6500台)が10位に入ったのを最後に、トヨタ車の人気は下降の一途をたどっている。

中国の1月の新車販売台数は単月の過去最高を再び塗り替える勢いを見せたが、トヨタの現地合弁会社である一汽トヨタは販売台数を減らした。中堅の証券会社、渤海証券の自動車アナリストは、「カローラやカムリといった車種のリコールは欧米のみ。中国には及んでいないが、消費者の間にマイナスイメージが植え付けられたようだ」と分析した。

記事はまた、唯一の慰めはスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」が前期比13%増の7800台を売り上げ、好調だったことだとしたが、「RAV4」は1月下旬にリコールを発表していることから、来月以降の数字に影響が出るものと見られている。(翻訳・編集/NN)

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