Record China 2010年2月5日(金) 11時48分
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4日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健氏は、「日本人の『劣等感』VS中国人の『傲慢』」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。写真は昨年12月、浙江省寧波市の海曙実験学校。成績優秀な生徒を顔写真入りで張り出した。
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2010年2月4日、孔子の第75代直系子孫で日中関係評論家の孔健(こう・けん)氏は、「日本人の『劣等感』VS中国人の『傲慢』」と題した記事を中国のブログサイトに発表した。以下はその概略。
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学校から帰って来た息子が、「僕の短所を教えて」と助けを求めてきた。先生に学年の総まとめとして「自分の短所」を書くように言われたのだが、息子ともう1人の中国人・張(ジャン)君だけが書けなかったらしい。「長所ならいくらでも書けるけど」と頭を抱える息子の頼みで、仕方なくいくつか挙げた。
だが、私はどうしても納得いかなかった。先生はなぜ長所ではなく短所を書かせるのか?ちょうどその晩、大学の山崎教授とお酒を飲む約束をしていたので、早速教えを乞うた。以下は山崎教授の答え。「これこそが日本人の本質である『劣等感』だ。何かをした後、すぐに『反省会』を開くのが日本人の習慣。反省しなければ、成功や進歩は望めないと考えるからだ」。なるほど、孔子の教えにも「吾日に吾が身を三省す」という言葉がある。
山崎教授によると、日本人は小さい頃から自分の至らない点を挙げ、長所はなるべく言わないよう訓練されている。欠点や短所こそが、和を乱す障害物だと考えられているからだ。日本人の謙虚さもこうした所から来ている。大和民族が世界の列強に名を連ねるようになったのは、このような精神があったからだろう。「劣等感」は日本人の国民性だと言って良い。
次に山崎教授は、中国人について「自己反省の精神が著しく欠けている。中華民族こそが世界で最も偉大だと思っている」と分析、そして「中国人のこうした傲慢不遜な考えは、どれだけの国から反感を買っただろうか?」と指摘した。山崎教授の言葉は非常に耳障りで、反中意識すら感じられた。しかし、これこそが「良薬は口に苦し」だ。我々中国人はここから何かを汲み取るべきだろう。(翻訳・編集/NN)
●孔健(こう・けん)
孔子の直系第75代目の子孫で、孔子研究家、日中関係評論家。山東大学日本語学科を卒業し、85年に来日。96年、チャイニーズドラゴン新聞を創刊。NPO法人日中経済貿易促進協会理事長などさまざまな日中関連の機関で代表を務める。「日本人は永遠に中国人を理解できない」「日本との戦争は避けられない」など著書多数。
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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