2010年1月31日、中国版「ゴールデン・ラズベリー賞」の「金掃箒奨」で、モデルで女優のリン・チーリン（林志玲）に「最も失望させた女優賞」が贈られた。信息時報が伝えた。

【その他の写真】

今年が第1回目の「金掃箒奨」は、映画雑誌「青年電影手册」が中国・香港・台湾の映画評論家による「影評人聯合会」に人選を依頼し、ノミネートリストからネットユーザーが選出した中国版の「ゴールデン・ラズベリー賞」。

最高賞にあたる「最も失望させた男優賞」と「同女優賞」には、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の「三槍拍案驚奇」に主演した中国の人気コメディアン小瀋陽（シャオシェンヤン）、「レッドクリフ」で女優デビューしたリン・チーリンがそれぞれ選ばれた。

「最も失望させた女優」チーリンは、演技の未熟さだけでなく、「赤ちゃん声」と言われる甘えた声が観客の不快感を買ったもの。さらに女優デビュー2作目で人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）と共演した映画「刺陵」も、「最も失望させた映画」に選ばれている。（翻訳・編集/Mathilda）