渓谷観光中の大陸女性が落石で死亡、犯人はサル…?!―台湾

Record China    2010年1月31日(日) 14時41分

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29日、台湾・花蓮県の太魯閣国家公園九曲洞を観光中の大陸旅行客が落石により負傷、死亡した。花蓮県の傅昆チー県長は「恐らくサルによる投石」との見解を示している。写真は太魯閣渓谷。

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2010年1月29日、台湾・花蓮県の太魯閣国家公園九曲洞を観光中の大陸旅行客が落石により負傷、死亡した。花蓮県の傅昆●(フー・クンチー、●は草の上に其)県長は「恐らくサルによる投石」との見解を示している。30日、中国新聞網が伝えた。

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台湾テレビ局「TVBS」によると、事件が起きたのは29日午後3時(現地時間)。大陸からのツアー旅行に参加していた28歳の女性に落石が命中した。女性はヘルメットを返却し車に乗り込む直前だったという。すぐに病院に運び込まれたが、治療の甲斐なく死亡した。

太魯閣国家公園九曲洞は浸食によって形成された険しい渓谷で知られる。普段から落石が多く、またここ数日、雨と地震があったことから旅行客はヘルメットの着用を義務づけられていた。しかし傅県長は現時点での調査では雨と地震が原因ではなく、「恐らくはサルによる投石」との見解を示した。個別の事件であり観光地の閉鎖などの対策は考えていないとコメントしている。同行していたツアー団は負傷者が出た後も写真撮影などを楽しんでいたという。(翻訳・編集/KT)



   

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