Record China 2010年1月30日(土) 22時23分
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29日、中国紙は、世界経済フォーラム(WEF)が発表した09年の「男女格差報告」によるとアジアは今なお「男尊女卑」が根強いとされたが、実は女性の勢いに男性が圧倒されている状態だと論じた。写真は上海の若者。
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2010年1月29日、中国紙・環球時報は、世界経済フォーラム(WEF)が発表した09年の「男女格差報告」によるとアジアは今なお「男尊女卑」が根強いとされたが、実は女性の勢いに男性が圧倒されている状態だと論じた。
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WEFの報告によると、世界134か国・地域のうち、韓国の「男女平等指数」は115位。調査が始まった06年の92位から07年は97位、08年は108位と年々悪化している。ところが、記事は「韓国では恐妻家が増えている」とこれを否定。「韓国の女性は小さい頃から夫を敬うよう教育されているが、最近の男性はこの権威を放棄し始めている」と指摘した。「専業主夫」の割合も過去3年間で40%以上も増えたという。
一方、日本男性の地位は世界中から最も高いと見られている。日本女性を娶ることは世の男性の憧れ。しかし、少子高齢化による労働力不足で政府は女性の社会進出を奨励、配偶者特別控除の廃止論も出ている。正社員として働く女性の割合は毎年2ケタ増の伸び。また、今回の金融危機では多くの男性が失業の憂き目に遭い、「家族を養う」という伝統的な任務が果たせなくなった。日本女性は自立するに従い、夫を冷遇するように。日本男性は強くなった女性を前にオロオロするばかりだ。
こうした現状を踏まえ、記事は、アジアが「男尊女卑」というのは昔のこと、社会は大きく変化していると指摘。その上で、真の男女平等とは「互いの尊重と寛容」から成り立つものであると強調した。(翻訳・編集/NN)
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