「映画総上映時間の3分の2以上は国産映画で」=政府が“指導意見”―中国

Record China    2010年1月27日(水) 15時25分

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25日、中国政府は国産映画の振興を目的とした「映画産業の繁栄と発展を促進する指導意見」を発表した。「意見」には国産映画の年間の上映時間を全体の3分の2以上にすることなどが盛り込まれた。写真は国産映画「孔子」のポスター。

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2010年1月25日、中国政府は国産映画の振興を目的とした「映画産業の繁栄と発展を促進する指導意見」を発表した。「意見」には国産映画の年間の上映時間を全体の3分の2以上にすることなどが盛り込まれた。26日付で北京青年報が伝えた。

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「意見」では主に、「本数の安定的な増加と質の向上」「国有映画事業機関の株式会社化」「金融機関の映画会社に対する優先的な資金支援」「国産映画の輸出と国際的影響力の拡大」などが求められた。

また、15年末までの映画産業の発展目標として、「健全な市場と公平な競争の実現」などが示されたほか、映画産業の発展を促進させるための法律や政策の策定などが指示された。

中国では世界的に大ヒットした米映画「アバター」の2D版が上映中止になったばかりだが、これは22日に封切られた国産映画「孔子」を優先させたためだと言われている。(翻訳・編集/NN)

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