Record China 2010年1月21日(木) 11時55分
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20日、日本の航空最大手、日本航空(JAL)の経営破たんにより、中国が今後の世界の航空業界を牽引する原動力になると中国紙が報じた。写真はJAL機。
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2010年1月20日、中国紙・環球時報は、日本の航空最大手、日本航空(JAL)の経営破たんにより、中国が今後の世界の航空業界を牽引する原動力になると報じた。
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記事はまず、日本のナショナルフラッグキャリアであるJALが東京地裁に会社更生法の適用を申請し、日本メディアを嘆かせていると紹介。その上で、この「戦後最大の経営破たん」は世界の航空業界に大きな爆弾を落とし、航空業界の構図を塗り替えることになると指摘した。
JALとの業務・資本提携ではアメリカン航空とデルタ航空の米航空会社2社が争っている。JALは現在、アメリカン航空などを中心とした航空連合「ワンワールド」に加盟しているが、JALがデルタと提携を組むことになれば、デルタを中心とする航空連合「スカイチーム」に移行することになる。
これはアメリカン側にとって、アジアの主力パートナーを失うという大きな痛手となるが、記事は米航空アナリストの話しとして、「アメリカン航空は日本海を越え、中国の航空会社との提携に目を向けるようになる。中国こそが世界の航空業界の成長を牽引する原動力だ」と指摘した。
記事によると、中国の航空業界は世界不況の中でも好調な成長を続けており、09年の利益総額は122億元(約1600億円)。08年の382億元(約5100億円)の純損失から一転して黒字に転換した。(翻訳・編集/NN)
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