2010年1月、東京地検は小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地購入に関連した疑惑で、元秘書で衆議院議員の石川知裕容疑者ら3人を逮捕した。鳩山政権最大の実力者とされる小沢幹事長の側近逮捕を、中国メディアも大きく報じている。

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17日付信息時報は「秘書3人が逮捕、小沢は恐らく辞任へ」とのタイトルで同ニュースを伝えた。事件の概略を紹介したほか、自民党を始めとする野党がまもなく始まる通常国会で追及し、政治闘争の焦点になるとの観測を伝えた。

小沢幹事長は1989年から民間交流「長城計画」を推進するなど中国との太いパイプを有することで知られる。昨年は同計画の一環として140人もの民主党議員を引き連れて中国を訪問した。その大立者の政治的危機は中国のメディア、政治家の注目を集めることとなりそうだ。（翻訳・編集/KT）