<ハイチ地震>中国が救援隊を派遣=四川大地震で活躍の捜索犬も同行

Record China    2010年1月15日(金) 12時16分

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2010年1月13日、救援隊と援助物資10トンを積載した航空機が北京市からハイチに向かって出発した。四川大地震でも活躍した捜索犬3頭も同行する。写真はハイチ駐在の中国PKO部隊隊員。

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2010年1月13日、救援隊と援助物資10トンを積載した航空機が北京市からハイチに向かって出発した。14日、財新網が伝えた。

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12日午後、ハイチでマグニチュード7級の地震が発生した。国連平和維持活動(PKO)本部など多くの建築物が倒壊し、都市機能は麻痺(まひ)している。犠牲者数は数万人に達する見通しだ。現在、中国のPKO部隊142人が駐在しているが、うち8人と連絡がつかない状態となった。

13日、中国は捜索部隊、医療チームを含む60人余りの国際救援隊を出動させた。四川大地震で活躍した捜索犬3頭も含まれているほか、援助物資1200万元(約1億6000万円相当)計10トンも寄贈される。

中国の迅速な対応ぶりが目立つが、背景には政治的な意図も見え隠れする。ハイチは現在、台湾と外交関係を結んでいるが、救援活動をアピールの場として、将来的に中国との関係に変更させたいという狙いがありそうだ。(翻訳・編集/KT)

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