急成長する中国GDP、デフレに苦しむ日本人の神経を逆なで…?―中国メディア

Record China    2010年1月13日(水) 17時28分

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11日、年明けの日本では、09年の中国のGDPは日本を抜き世界第2位になるといったニュースが大々的に報じられているが、「これがデフレで苦しむ日本人の神経を逆なでしている」と中国メディアが伝えた。写真は遼寧省大連市のビル群。

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2010年1月11日、年明けの日本では、09年の中国の国内総生産(GDP)は日本を抜き世界第2位になるといったニュースが大々的に報じられているが、「これがデフレで苦しむ日本人の神経を逆なでしている」と山東省のニュースサイト・大衆網が報じた。

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記事によれば、年明けから日本の各メディアは一斉に、「09年の中国の新車販売台数は世界一」「09年の中国GDPは日本を抜いて世界第2位となる」といった具合に中国経済の発展ぶりを大々的に報じているが、こうした報道はデフレに苦しむ日本人の神経を逆なでしている。

一方で、急速な発展を遂げる中国の力を借りて停滞する日本経済を立て直そうとする動きも見られている。経済界では中国人の日本製品に対する信頼を最大限に利用し、今こそ中国市場に果敢に進出すべきとの声が高まっているほか、学術界の「中国通」も今後の中国の方向性について、「グローバル化の波が押し寄せようとも、大きな変革が起きることはない」などと分析している。

記事はまた、日本は民主党新政権が日米中の関係を「正三角形であるべき」とするなど、自らの立ち位置を調整し始めたと指摘。だが、かえってこれが自らの地位を曖昧なものにしているとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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