<続報>雲の形までも酷似=それでもカメラマン協会幹部は盗作疑惑を否定―中国

Record China    2010年1月11日(月) 17時51分

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2010年1月10日、京華時報は中国で最も権威ある写真コンテスト「中国撮影金像奨」受賞作品の盗作問題を報じた。問題の写真は雲のかかり方まで一緒なほど酷似している。写真は「オリジナル」作品(下)と「盗作」作品(上)の比較。

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2010年1月10日、京華時報は中国で最も権威ある写真コンテスト「中国撮影金像奨」受賞作品の盗作問題を報じた。問題の写真は雲のかかり方まで一緒なほど酷似している。

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疑いが掛けられているのは第8回「中国撮影金像奨」に入選した吉林省撮影家協会の桑玉柱(サン・ユージュー)副主席による4作品。うち3作品は同省安図県の長白山撮影家協会理事の孟鉄(モン・ティエ)氏の作品、残る1作品は同省長白山管理委員会の職員、温波(ウェン・ボー)氏の作品と酷似している。

中国撮影家協会は当事者の聞き取り調査を実施したが、桑副主席は盗作を否定している。最初に盗作疑惑を指摘した吉林省在住の著名ベテランカメラマン・郎[王奇](ラン・チー)氏は、人民日報元高級編集の許林(シュー・リン)氏のブログに盗作の新たな証拠を投稿した。

第一の証拠は「オリジナル」作品と「盗作」作品の比較。構図ばかりか、雲の様子まで酷似している。「オリジナル」作品が撮影されたのは2003年だが、撮影旅行に参加したのは孟鉄氏、温波氏の2人だけとのことで、桑副主席は実際に撮影していないと指摘している。

もう一つの証拠は温波氏から郎[王奇]氏に送られたショートメール。「桑副主席から電話がありました。取引などはなくたんにあいさつだけです。わたしは決意することができません。郎さん、お許しください」との内容で、圧力をかけられた可能性を示唆している。(翻訳・編集/KT)

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