合計特殊出生率が世界最低、人口減が現実的に―台湾

Record China    2010年1月12日(火) 14時4分

拡大

9日、09年、台湾の出生率(合計特殊出生率)が1.0にまで下がったことがわかった。出生率の数値としては世界最低となる。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年1月9日、台湾当局の統計によると、09年、台湾の出生率(合計特殊出生率)が1.0にまで下がったことがわかった。この数値は世界最低となるという。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

台湾紙・中国時報は9日、不景気と女性の出産意欲の継続的な減退により、09年に台湾で出生した子どもの数は19万1000人にとどまり、普通出生率(人口千人あたりの出生数)は8.29に減少したと報じた。これにより人口減少への圧力がまた増加したと指摘した。

同記事によると、不景気による所得減で多くの若者がストレスを受けており、出産を望まない若い夫婦が増加しているという。晩婚も出生率の低下に拍車をかけている。台湾女性の第1子出産時の平均年齢は30歳を超えたという。

同統計によると、台湾における出生数は01年に初めて30万人を割り、08年には20万人を割った。また、普通出生率は80年代初めには20だったが、03年には10を割り、09年は8.29という史上最低の記録となった。(翻訳・編集/津野尾)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携