<曹操の墓>陪葬の“美女”は「服毒後に死亡」か?専門家が指摘―河南省安陽市

Record China    2010年1月4日(月) 17時12分

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4日、河南省文物局が三国時代の英雄である魏の武王・曹操のものと断定した陵墓で発見された女性の遺骨を見た地元の考古学者が、「服毒後に死亡した可能性が高い」と指摘した。写真は警察官が24時間警護する墓の発掘現場。

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2010年1月4日、河南省文物局が三国時代の英雄である魏の武王・曹操のものと断定した陵墓で発見された女性の遺骨を見た地元の考古学者が、「服毒後に死亡した可能性が高い」と指摘した。武漢晩報が伝えた。

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記事によると、この専門家は河南省文物考古研究所の有名な考古学者で、曹操の墓から出土した女性の遺骨の写真から推断した。女性の遺骨は50代と20代の2人分発見されているが、服毒の可能性が指摘されたのは20代のほう。頭骨が黄色や緑に変色していることから、何らかの理由で服毒した後に死亡した可能性が高いという。また、頭骨の形が良く、骨の発育や保存状態が極めて良好であることから、「生前はかなりの美人だったはず」とも指摘した。

女性2人の身分については、昨年12月31日に開かれた墓の説明会で、河南省文物考古研究所が、20代の女性は「官女か下女」と発表している。また、史書には曹操の妻、卞(べん)皇后が亡くなった際、曹操の墓に埋葬されたと書かれていることから、50代の女性は卞皇后だとする説が上がっているが、卞皇后は60歳で亡くなっていることから、遺骨は別の女性である可能性が高いという。(翻訳・編集/NN)

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