中国石油のパイプラインに漏出、渭河などに流入=土壌・水質の汚染に懸念―陝西省渭南市

Record China    2010年1月3日(日) 14時23分

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12月30日、中国石油天然気の蘭鄭長(蘭州―鄭州―長沙)石油パイプラインで軽油が漏出し渭河(いが)に流入したことが明らかになった。

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2009年12月30日、中国石油天然気(ペトロチャイナ)の蘭鄭長(蘭州―鄭州長沙)石油パイプラインの渭南ライン(陝西省渭南市)で、同ライン完成後輸送開始の過程で軽油が漏出し渭河(いが)に流入したことが明らかになった。中国石油は漏出した軽油の遮断など緊急措置をとっている。1月2日、中国政府網が伝えた。

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中国石油が軽油の輸送量に異常を発見し輸送停止した後、漏出がわかったという。渭南ステーションから約2.75キロ離れた地点で赤水河に流入、渭河にも流入していた。中国石油は、漏出箇所を掘り起こし検査した結果、第三者による破壊行為の可能性が高いと発表している。

記事によると、地元政府も緊急措置に全面的に協力、漏出箇所の遮断、漏出地点の土壌の浄化、赤水河および渭河の軽油流入地点の下流に11のフェンスを設置するなどした。政府は同時に、汚染程度の調査を進めているという。飲料水への影響も懸念されている。(翻訳・編集/津野尾)

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