Record China 2009年12月31日(木) 18時22分
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09年を揺るがせた華流10大ニュースをレコードチャイナ編集部のセレクトでご紹介する。第8回は、「国民的カンフースター、ジェット・リーがシンガポール国籍取得」。
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超大物スターの復活や極秘婚騒動、そして中華芸能界にもはびこる薬物汚染など…09年を揺るがせた華流10大ニュースをレコードチャイナ編集部のセレクトでご紹介する。第8回は、「国民的カンフースター、ジェット・リーがシンガポール国籍取得」。
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11月、80年代に映画「少林寺」で一世を風靡し、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ(91〜97年/全5作)などで黄飛鴻や霍元甲、方世玉(架空の人物)といった伝説の武術家を演じてきた国際的アクションスターのジェット・リー(李連杰)が、かねてよりうわさのあったシンガポール国籍取得の事実について、初めてこれを認めた。
ことの発端は今年6月、リーがシンガポールに約2000万シンガポールドル(約13億1600万円)もの豪邸を購入したと報じられた件。これまでにも「公然の秘密」としてささやかれてきた同様の疑惑だが、リーが自身の運営するチャリティー組織「壹基金」の事務所をシンガポールに開設したことや、2人の娘の教育をシンガポールで受けさせたいとした意向が報じられ、信ぴょう性を増していた。
リーは11月にシンガポールで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に参加した際、台湾メディアの取材を受け、シンガポール移住の事実についてこれを認める発言をした。シンガポールの環境について、「清潔で治安も良好。バイリンガル教育や多様なミックスカルチャー、欧米式の企業文化などに引かれた」と絶賛した。
しかし、ブルース・リー、ジャッキーチェンと並んで中国を代表する国民的英雄の彼に対し、「祖国を捨てたのか」との批判報道も飛び出した。これまでにも、08年11月に女優のコン・リー(鞏俐/配偶者がシンガポール人)がシンガポール籍を取得した際や、09年8月に女優のヴィッキー・チャオ(趙薇)がシンガポールで入籍と伝えられた際にも、同様に非難の声が上がっている。(編集/愛玉)
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