超大物スターの復活や極秘婚騒動、そして中華芸能界にもはびこる薬物汚染など…09年を揺るがせた華流10大ニュースをレコードチャイナ編集部のセレクトでご紹介する。第7回は、「日本大好きっ子アイドル、レイニー・ヤンが日本進出へ」。

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台湾の人気アイドルで、芸能界きっての日本好きとして知られるレイニー・ヤン（楊丞琳）が11月初旬、東京国際フォーラムで開催された音楽祭「PAXMUSICA 2009 〜Asian Pops Platinum Live〜」の舞台上で、日本に本格進出することを宣言した。10年1月27日に初の日本語シングル「曖昧(05年のソロデビューアルバム「曖昧」収録曲の日本語版)」を発売する。

2000年にアイドルユニット「4 in Love」でデビューしたレイニーは、「わたしの前世は日本人」と公言するほどの日本マニアで、安室奈美恵や浜崎あゆみの “完コピ”ものまねをTV番組で披露したことがある。日本語の公式ブログも展開しており、日本での活動を強く望んでいると報じられていた。地元・台湾では「可愛教主（カワイイ教祖）」として人気を博し、09年はCM10本、映画、ドラマにも出演し、推定年収3億円に達する売れっ子だ。

日本の漫画をドラマ化した「流星花園〜花より男子〜(01年)」「あすなろ白書(02年)」「悪魔で候〜悪魔在身辺〜(05年)」で知られ、09年8〜11月にかけて日本でも放映された「笑うハナに恋きたる(08年)」では、致命的にファッションセンスに欠ける自信過剰のイタイ女子を演じ、コメディエンヌとしての才能も現した。日本人受けするツボも熟知しているとみられ、今後の活躍に大きな期待が持てる注目株だ。(編集/愛玉)