2009年12月25日、国家統計局の馬建堂（マー・ジエンタン）局長が記者会見の席で、中国国民の平均所得は増加し続けているものの、所得水準の格差も拡大していると述べた。中国新聞社が伝えた。

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このほど発表された統計資料「第二回全国経済調査」の結果を踏まえ、馬局長が答えた。

同局長は、「改革・開放」以来、経済発展に伴って国民の収入源も多様化していることを挙げ、それぞれの収入源により所得の格差が生まれていることを示唆した。ある人々は知的資本や生産資本をより多く所有することによって、より多くの所得を生み出し、農民などを含む低所得層に属する人々の所得増加速度は、よりゆるやかになっている。同局長は、この現象は中国の経済発展の現状を反映しているとした。

同局長は、国家統計局などが、より正確な給与収入を含む所得の全体的な推移を調査し、可能な限り収入格差や収入構造の実態も把握すべきであると述べた。（翻訳・編集/中原）