ニセモノ市場の元総支配人が逮捕!取り締まる側が実は黒幕?―北京市

Record China    2009年12月24日(木) 0時13分

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22日、北京のニセモノ市場・秀水街市場の元総支配人が逮捕されたと伝えられた。容疑は「明らかにニセモノブランドと知る商品を販売した罪」だという。写真は秀水街市場。

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2009年12月22日、北京晩報によると、「ニセモノ市場」として有名な北京市のショッピングセンター・秀水街市場の汪自力(ワン・ズーリー)元総支配人が、内モンゴル自治区フフホト市で21日、4か月におよぶ逃亡生活の末逮捕された。汪容疑者の容疑は、中国の刑法214条に定める「明らかにニセモノブランドと知る商品を販売した罪」だという。

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同紙によると、汪容疑者は05年6月に秀水街市場の総支配人補佐、06年に第3代目の総支配人に就任。秀水街市場の改善のため、ニセモノ商品追放に力を注いだことで有名だったという。

汪容疑者の総支配人時代の仕事振りについて、秀水街市場の呉衛爽(ウー・ウェイシュアン)元副総支配人は「汪容疑者は職責を果たさず、ニセモノ追放に手抜きをしていただけでなく、賄賂を受け取っていたとの通報もあった」と語り、「特に市場内で権利侵害行為が目立ってきたにもかかわらず、消極的な策しか取らなかった」と批判する。また、秀水街市場への手紙やネット上のコメントには「汪容疑者は賄賂を受けており、陰でニセモノ販売をサポートしていた」との内容が溢れているという。

汪容疑者の逮捕について、公安部は刑法214条に定める「明らかにニセモノブランドと知る商品を販売した罪」によるものと説明し、引き続き関係者の逮捕に全力を注いでいるという。(翻訳・編集/HA)

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