金融危機で国際養子縁組件数が13年ぶりの低水準、最多は中国の子ども―米国

Record China    2009年12月21日(月) 8時2分

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19日、金融危機の影響で、米国人家庭が養子として受け入れた外国人乳幼児の数が13年ぶりの最低水準を記録した。写真は米国人夫婦に育てられる中国の子ども。夏休みを利用して、祖国を訪れた。

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2009年12月19日、昨秋の金融危機による景気悪化で、米国人家庭が養子として受け入れた外国人乳幼児の数が減少し、96年以来13年ぶりの最低水準を記録したことがわかった。AP通信の報道を米華字紙・僑報が伝えた。

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米国で、08年と比べ国際養子縁組件数が25%以上減少した。米国人家庭に引き取られる乳幼児の出身国は主に中国・ロシア・グアテマラだが、同3か国のデータからも、米国人家庭に引き取られた乳幼児の数が、1年前と比べて大幅に減少していることが明らかになっている。

米国務省の統計によると、09年、米国人家庭が養子として受け入れた外国人乳幼児は1万2753人で、08年の1万7438人から27%減少。最も多かった04年と比べると、09年の減少幅は45%にもなる。ちなみに、受け入れが低調だった96年は1万1340人にとどまっている。

国別にみると、09年に養子縁組件数が最も多かった中国からの乳幼児も、08年の3909人から3001人に減少した。08年に1位だったグアテマラに至っては、08年の4123人から756人に激減している。

米政府の担当部門は、自国における国際養子縁組の減少について「外国人孤児の数が減少しているわけでも、養子を受け入れる意思のある家庭が減少しているわけでもない」と述べ、政策面と資金面でバックアップする意向を示している。(翻訳・編集/SN)

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