年末年始の旅行先、人気は中国=全体的な不振の中、前年並みを維持の見通し―日本

Record China    2009年12月19日(土) 17時1分

拡大

18日、日本の華字紙・中文導報は、旅行代理店JTBがまとめた「年末年始の旅行動向」から、中国が海外旅行の人気の行き先となっていると伝えた。写真は冬季に人工スキー場に生まれ変わった北京五輪メインスタジアム「鳥の巣」。

(1 / 8 枚)

2009年12月18日、日本の華字紙・中文導報は、旅行代理店JTBがまとめた「年末年始の旅行動向」から、中国が海外旅行の人気の行き先となっていると伝えた。

その他の写真

JTBは4日、「年末年始の旅行動向」を発表。その見通しによると、2009年12月23日から2010年1月3日の期間、昨秋の金融危機による景気悪化で、海外旅行者数は減少傾向にあるが、中国への旅行者数は減ることもなく、根強い人気をみせている。

2009〜2010年の年末年始は、カレンダーの日並びが悪く、一般的な休みは12月31日から1月3日の4日間。遠距離旅行には向かないことから、年末年始にかけて旅行へ行く人は2906万5000人で前年同期より2.5%減少する見通し。そのうち国内旅行は同2.5%減の2850万人、海外旅行は同4.1%減の56万5000人と推計されている。

国内・海外ともに、旅行費用は安くなっている。国内旅行の平均費用は前年同期比3.6%減の3万2400円、海外旅行は同15.1%減の19万3000円。国内では関東・東北・甲信越、海外では中国・韓国・マレーシアが特に人気となっている。

これまでの円高や燃油サーチャージの値下げが追い風となっており、年末年始にかけて中国本土へ旅行に行く人は前年並みの約8万8000人に上る見通し。台湾は前年同期比8.6%減の3万2000人、香港は同3.3%減の2万9000人。中国・台湾・香港へ旅行に行く人は14万9000人に上る見通しで、海外旅行の行き先の26.4%を占めるなど人気を集めている。(翻訳・編集/SN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携