上海ディズニーランドは「世界最小」にはならない、中国文化を前面に―上海市

Record China    2009年12月17日(木) 15時52分

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15日、米ウォルト・ディズニーの張志忠・大中華区総裁は復旦大学管理学院での講演で、上海ディズニーランドに関するいくつかの疑問に答えた。写真は上海ディズニーランドの建設予定地に住む住民たち。

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2009年12月15日、米ウォルト・ディズニーの張志忠(スタンリー・チャン)大中華区総裁は復旦大学管理学院での講演で、上海ディズニーランドに関するいくつかの疑問に答えた。上海のニュースサイト・東方網が伝えた。

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張総裁はまず、上海ディズニーランドが世界最小と報じられている件について、「完成後に見れば分かる。小さいとは言わせないから安心するように」と答えた。国家発展改革委員会によると、敷地面積は116ヘクタールで土地の収用面積と大きな開きがある。これについては、「最終的な計画の発表を待って欲しい」とだけ述べ、正面からの回答は避けた。

ディズニーランドはすでにロサンゼルス、パリ、東京などにもあるが、張総裁によれば、「中国文化との融合」が上海ディズニーランドの大きな特色。「入った途端、ここが上海であることが感じられる。決して日本のコピーにはならない」と強調した。

また、香港ディズニーランドとの共存については、「中国の人口は多い。2つあっても客足が途絶えることはない」と自信たっぷり。規模が小さいことが原因で不振が続く香港ディズニーランドだが、拡張工事もすでに始まっており、今後の挽回が期待される。

記事によれば、ディズニーランドの中で最も客足が好調なのは東京ディズニーランド。来場者の7割が東京、残り2割が日本国内からという数字から、「日本人にとってディズニーランドはもはやなくてはならない存在。すっかり生活の一部となっているようだ」と分析した。(翻訳・編集/NN)

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