2009年12月14日、中国プロサッカーリーグの「八百長」事件で逮捕された、青島海利豊FCの元監督、劉宏偉（リウ・ホンウェイ）らが中国中央テレビの番組で真相を告白した。新華網が伝えた。

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「みんなも同じようにやっていた」―逮捕された山西陸虎FCの王●（●＝「金」が3つ、ワン・シン）元副総経理や青島海利豊の劉元監督ら一連の“黒幕”たちは、「なぜ八百長をしたのか？」との問いにこう答えた。記事は、ある業界関係者の証言として、「2部リーグの7割は八百長。スーパーリーグはこれより少ないが、値段は高い」「強豪チームで八百長に絡んでいないところはない」「300万元（約3900万円）で優勝を買ったチームもある」などと報じている。

記事によれば、06年から09年の4年間で八百長が発覚しているのは今のところ2試合のみだが、今後新たな八百長発覚は確実と見られている。背景にはヤミ賭博の存在が指摘されており、警察は引き続き捜査を進めている。（翻訳・編集/NN）