<中国気になる話>想像以上の急成長!K1一線級も参戦、活況呈する中国格闘技界(1)

Record China    2009年12月31日(木) 13時38分

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09年12月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、チャイニーズファイティングプロモーションの岩熊宏幸代表をインタビュー、想像を超える発展を見せている中国格闘技界について話を聞いた。写真は功夫王。

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2009年12月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、チャイニーズファイティングプロモーションの岩熊宏幸代表をインタビュー、想像を超える発展を見せている中国格闘技界について話を聞いた。

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以下は同ブログから。

2009年12月、K-1への中国選手派遣の仲介をしているチャイニーズファイティングプロモーションの岩熊宏幸代表をインタビューした。中国格闘技事情に詳しい岩熊氏によると、日本では知られることは少ないが、中国立ち技格闘技は空前の活況を呈しているという。

中国の立ち技格闘技といえば、中国武術を競技化した散打が有名だ。しかし若者の間ではあまり人気がない。一方でインターネットを通じてK-1など海外のキックルールが人気を呼んでいる。岩熊代表によれば、今やタイ人コーチを招きキックのトレーニングを取り入れている武術学校も少なくない。

散打は五輪種目ではないが、中国国内最大のスポーツ大会である全国運動会の正式種目であり、各自治体は勝利を目指してしのぎを削っている。散打選手も幼い頃から鍛え上げられたステートアマ。十分なトレーニングを積めば、中国人選手は十分にK-1トップ級の実力を発揮すると岩熊代表は断言した。

盛り上がりを見せているのは選手だけではない。今年7月には広東省広州市で「2009世界功夫王争覇戦」が開催された(ルールは散打を基にした「功夫王ルール」)。国家体育総局・中国武術協会の主催で、総額200万元(約2600万円)、優勝者には100万元(約1300万円)という破格の賞金が用意された。日本の寒川直樹選手やK-1でも活躍したガオグライ・ゲーンノラシン選手、デューウィー・クーパー選手も参加している。この他にもテレビ局とタイアップした「武林風」をはじめ、「英雄伝説」など多くの大会が開催されている。(筆者:chinanews)

■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者によるブログ。サッカーなど中国のスポーツから社会事情、事件、流行など幅広く紹介している。FC2ブログに掲載。

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