Record China 2006年11月13日(月) 20時7分
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発がん性物質の「スーダン1」を大量に摂取させ産ませたアヒルの卵が、卵黄が赤いことで有名な河北省のものとして売られていたことを多くの北京市民が知り、食べ物の安全性について疑いが深まっている。
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2006年11月13日、北京市のある市場で「スーダン1」と呼ばれる着色料を食べさせたアヒルの卵が、河北(かほく)省から大量に運ばれて販売されているのを、中央テレビ局(CCTV)の番組「毎週品質報告」が報道し、騒ぎになった。
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北京市の食品衛生管理機関は全市の市場に対し、河北省からのアヒルの卵を取り調べるよう命令を下し、事件に関連する商品にも発売停止が命じられた。
業者の話によると、河北省のアヒルは川で新鮮な魚やエビを食べるため、その卵の黄身が赤いことで有名だ。しかし現在一部の農家ではアヒルのえさに混ぜて大量のスーダン1を食べさせ、卵を赤くするという方法をとる人もいる。しかし、このスーダン1は発がん性物質のため、使用が禁止されているものだ。
このニュースは中国国内で大きな反響を引き起こし、日々の食事に対しての不安や疑いの声が市民から相次いでいる。
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