<中華経済>三菱ガス化学、江蘇省の過酸化水素製造・販売会社が本格稼働

Record China    2009年12月12日(土) 6時59分

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11日、三菱ガス化学は6割出資で中国江蘇省に設立した過酸化水素などの製造・販売会社がこのほど過酸化水素製造装置の本格稼働を開始したと発表した。

2009年12月11日、三菱ガス化学(東京都千代田区、酒井和夫社長)は6割出資で中国江蘇省に設立した過酸化水素などの製造・販売会社がこのほど過酸化水素製造装置の本格稼働を開始したと発表した。

この製造・販売会社は三菱ガス化学が現地の化学工業企業グループ、江蘇蘇化集団と合弁で2008年3月に設立した。生産能力は過酸化水素を年産3万トン。また、来春からの生産開始を予定する化学研磨液の年産能力は3000トンとなる。

過酸化水素は紙パルプや繊維の漂白のほか、化学工業用酸化剤、電子部品の洗浄、殺菌などの用途で広く利用されおり、最終的には水と酸素に分解されることから、環境負荷の低い化学品と評価されている。三菱ガス化学では中国での一層の需要拡大を見込し、現地生産を開始した。(翻訳・編集/東亜通信)

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