中国本土からの移民、7―10月では6350人!英、NZを抜いて最多に―豪州

Record China    2009年12月12日(土) 8時56分

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7日、オーストラリアへの移民はこれまでニュージーランドとイギリス出身者が多かったが、このほど中国からの移民が最も多くなったことがわかった。写真はメルボルンの中国系住民。

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2009年12月7日、豪華字紙・澳洲日報によると、オーストラリアへの移民はこれまでニュージーランドとイギリス出身者が多かったが、このほど中国からの移民が初めて両国を抜き、最も多くなっていることがわかった。

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7日に発表されたオーストラリア当局の統計では、今年10月までの4か月で中国本土から6350人がオーストラリアに移住し、イギリス(5800人)とニュージーランド(4740人)を上回り最多となった。

中国からの移民が最多となった背景には、イギリスとニュージーランドからの移民数減少がある。イギリスからの移民は28%減、ニュージーランドは47%もの大幅減だが、中国本土からの移民は増加の一途をたどり、15%増となった。

アデレード大学の人口統計学専門家は、金融危機の影響を大きく受けた国からの移民が減った一方、影響の少ない中国からの移民が増えているとしている。また、イギリスからの移民は約8割が技術移民だが、オーストラリア政府が今年3月に2009-2010年の技術移民枠を1万8500人削減したことも、イギリスからの移民減少に大きく関係しているという。(翻訳・編集/岡田)

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