Record China 2009年12月7日(月) 21時5分
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2009年12月5日、吉利集団の李書福理事長は、同社の高級車・吉利卓越が「パクリ版ロールスロイス」と酷評された問題について、中国と海外の知的所有権は全く違うものとの持論を展開した。写真は問題の「パクリ版ロールスロイス」こと吉利卓越。
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2009年12月5日、第8回中国企業リーダー年度大会が開催された。席上、吉利集団の李書福(リー・シューフー)理事長は、同社の高級車・吉利卓越が「パクリ版ロールスロイス」と酷評された問題について、中国と海外の知的所有権は全く違うものとの持論を展開した。6日、網易が伝えた。
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今年4月の上海モーターショーに吉利自動車は高級車・吉利卓越を出展した。ところがそのデザインはロールスロイス・ファントムとうり二つ。ご丁寧にも前面部の女神像のシンボルまでそっくりとあって、「パクリ版ロールスロイス」と酷評された。
この問題について、李理事長は法律的にまったく問題はないとの見方を示した。「彼ら(外国企業)は、発明した人間が知的所有権を保持しており、登記したかどうかは関係ないと考えているようだが、我々中国ではそうはならない。登記して初めて知的所有権の所在が決まるのだ」と主張、海外企業は中国の慣習に従うべきだと言ってのけた。
堂々と持論を主張した李理事長だが、現在、吉利卓越のデザインは徹底的に変更しており、ロールスロイス・ファントムとは全く異なるものになることを明かした。なお吉利集団は米フォードが売却を検討しているボルボの優先交渉権を獲得している。現在も交渉が続くが、ボルボ及びフォードの技術と知的所有権の保護をめぐり、協議は難航しているとも伝えられる。(翻訳・編集/KT)
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