2009年12月3日、中国の英字紙チャイナ・デーリーによれば、北欧のスウェーデンで4日から、「メイド・イン・北朝鮮」のジーンズが販売される。信息時報が伝えた。

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スウェーデンのノコジーンズ（Noko Jeans）が現地の紡績工場とOEM契約を結び、輸出用として1100本製造した。ノコジーンズは2年前にスウェーデン人の若者3人が立ち上げたブランド。北朝鮮という国に対する好奇心からOEM生産を思い立ったのだという。

北朝鮮でジーンズは「資本主義の象徴」とされ、長い間敵視されてきた。そのため、当局との交渉はかなり難航したようだが、最終的には現地のスウェーデン大使館の協力を得て、小さな紡績工場とOEM契約を結ぶことに成功した。

価格は1本1500スウェーデン・クローナ（約1万9000円）。同社のウェブサイトでも4日から注文を受け付ける。現地では「即刻ソールドアウト間違いない」と報じられるなど、注目度はかなり高いようだ。

ノコジーンズでは今後もOEM生産を続けるかどうかは未定だとしており、希少性はかなり高い。一方、記事は、ジーンズがこのまま北朝鮮市民に浸透する可能性はかなり低いとしている。（翻訳・編集/NN）