2009年12月1日、中国新聞網は中国の中・東部地区が10日以上にわたって覆う濃霧について報じた。空路や高速道路などに大きな影響が出ている。

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11月21日以来、中国の中・東部地区を濃霧が覆っている。1日も新疆ウイグル自治区、寧夏回族自治区、黒竜江省、遼寧省、北京市、天津市、河北省、山西省、河南省、山東省、江蘇省、四川省、安徽省、江西省、浙江省など各地で観測された。中国中央気象台は大霧オレンジ警報を発令している。

濃霧は空や高速道路の交通に大きな影響を与えている。1日、天津空港では大規模な遅延が発生。河南省では高速道路の多くで交通規制が実施された。遼寧省では一部地域の視界が50メートル以下にまで低下したため、省内の全高速道路が封鎖されたほか、瀋陽空港の航空便100便が遅延、または取消となった。（翻訳・編集/KT）