Record China 2009年12月1日(火) 3時31分
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2009年11月26日、中国共産党中央軍事委員会の郭伯雄主席はメドヴェージェフ露大統領と会談した。新型兵器の輸出問題などが話し合われたが、27日付露紙・RBCデイリーは中国に技術を盗まれるとして輸出に反対した。写真は今年7月、中露合同の軍事演習。
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2009年11月26日、ロシアを訪問した中国共産党中央軍事委員会の郭伯雄(グオ・ボーシオン)主席はメドヴェージェフ露大統領と会談した。新型兵器の輸出問題などが話し合われたが、27日付露紙・RBCデイリーは中国に技術を盗まれるとして輸出に反対した。29日、新華網が伝えた。
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中国人民解放軍には技術が必要、露軍需企業には資金が必要。ニーズが合致したことから中露間では兵器輸出、軍事技術協力が盛んに行われてきた。しかしここ2〜3年というもの協力関係は停滞、輸出も減少している。
問題は中国がたんに兵器を買うばかりではなく、技術を盗用し「国産」兵器を作り上げている点。その中国製兵器が輸出されロシア製品と競争するなどの皮肉な事態も起きている。そのため資金が必要なロシア側も中国への輸出に二の足を踏んでいるというのが現状だ。今年3月にはロシア政府が戦闘機Su-33の売却を拒否したとも伝えられている。
あるロシアの軍事アナリストは「中国人は実際にはなにも開発していない。ただ盗んでいるだけだ。例えば中国の艦艇はロシアと欧米の技術の結合の産物に過ぎない」と批判し、ロシア政府が第5世代戦闘機など先端技術を中国に渡さないのは賢明な選択だとコメントした。(翻訳・編集/KT)
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