密猟被害から回復、ココシリのチベットカモシカ生息数が増加―中国

Record China    2009年11月30日(月) 15時37分

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27日、青海省ココシリ(可可西里)自然保護区管理局は、同保護区内と周辺地区でチベットカモシカなどを狙った密猟事件が06年以降1件も起きていないことを明らかにした。写真はココシリのチベットカモシカ。

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2009年11月27日、中国新聞社によると、青海省ココシリ(可可西里)自然保護区管理局は、同保護区内と周辺地区でチベットカモシカなどを狙った密猟事件が06年以降1件も起きていないことを明らかにした。

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かつてココシリに生息していたチベットカモシカは20万頭以上にのぼったが、毛皮を狙った密猟により2万頭以下にまで減少。1997年に保護区管理局が設立され、巡視活動を行うなど密猟対策を強化したことで、現在6万頭にまで回復しているという。

その間、武装した密猟グループとの衝突などが絶えなかったが、多数の密猟行為の摘発に成功し、この4年間は密猟事件が確認されておらず、同局の活動がようやく実を結ぶところとなった。(翻訳・編集/岡田)

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