<中華経済>国有企業の売上高が今年初のプラス成長、利益も年内にプラス転換か―中国

Record China    2009年11月20日(金) 4時38分

拡大

18日、中国財政部は今年1―10月の国有企業の売上高が今年に入って初めて、前年同期比でプラス成長になったと発表した。写真は安徽省の紡績工場。

(1 / 4 枚)

2009年11月18日、中国財政部は今年1―10月の国有企業の売上高が今年に入って初めて、前年同期比でプラス成長になったと発表した。利益はマイナスの伸びが続いているものの、減少幅は縮小してきており、金融危機以降、大きく落ち込んだ国有企業の業績は改善に向かっているもようだ。利益ベースでも年内にプラス成長に転じるとの見方も出てきた。上海証券報が伝えた。

その他の写真

同部によると、1―10月の国有企業の売上高は前年同期比0.5%増の17兆8737億元。1―9月の同1.7%減からプラスの伸びに転じた。

国有企業の売上高は08年通年では前年比17.8%増だったが、今年1―2月に入ると前年同期比で8.1%減の大幅なマイナス成長に転落。ただ、以降、下落幅は月を追うごとに縮小していた。

また、今年1―10月の利益総額は前年同期比10.6%減の1兆643億元。1―9月は同17.6%減だった。比較対象となる08年の数値が低いこともあり、中国・東方証券の馮玉明首席アナリストは「利益ベースでも年内にはプラス成長に転じるだろう」と予測している。(翻訳・編集/東亜通信)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携