Record China 2009年11月19日(木) 12時2分
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19日、日本のある大手メディアが韓国の射撃場関係者の話として「観光で訪れた日本のヤクザが、射撃場で射撃練習をしているのは公然の秘密」と報じた。中国でも「バズーカ砲でさえ試すことができる」という話は聞くが…。写真は09年11月にオープンした北京市の射撃場。
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2009年11月19日、日本のある大手メディアが韓国の射撃場関係者の話として「観光で訪れた日本のヤクザが、射撃場で射撃練習をしているのは公然の秘密」と報じた。
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中国でも、10年以上前に私が香港に駐在していたころには広東省辺りでこれに類した話は聞いていたので、実は今回、釜山での射撃場火災のニュースを聞いた時にまず反射的に考えたのはこのことだった。
中国についてはヤクザの関与については最新の情報を知らないが、今もインターネットを検索しただけでも北京や広州での射撃場に関する情報が閲覧でき、北京の例では「バズーカ砲だって試せる」という日本人の体験談が見つかった。これはかつて広東省辺りで聞いていた話と同じだ。
問題の日本メディアの記事は今回の事故と直接的な関連付けはしていないが、もし日本の組織暴力団の関与があったとすると、単純な事故による火事ではなく、もっときな臭い話が連想される。
ただ、これまでのところ、事件発生後の一連の報道ではその辺にまったく触れておらず、ふつうの観光客が軽い気持ちでそんな場に出入りしてしまっただけなのかと思っていたところだった。
被害者の人権侵害につながりかねない情報について、大手メディアが、そうした一般読者に「誤解」されかねない解説記事を書いてきたということは被害者がただの観光客ではなかったという示唆なのだろうか。その記事は本日午前現在、日本の大手ポータルサイトでランクトップに位置し最も注目されているだけに影響は大きそうだ。
中国メディアでは、試しに新華網を検索してみたが釜山のケースについてそうした解説記事は引っかかってこなかった。
日本でも日を置かずに週刊誌などがその辺を掘り下げて伝えてくれるのだろうが、気になる。(編集/NK)
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