中国がアジア最大規模の沿海域戦闘艦隊を所有―海外メディア

Record China    2009年11月19日(木) 14時4分

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17日、フィリピン紙は、世界各国が海軍力を増強する中、中国は現在、アジアで最大規模の沿海域戦闘艦隊を所有していると報道した。写真は北海艦隊の実弾射撃演習。

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2009年11月17日、フィリピン紙マニラ・スタンダード・トゥデイは、世界各国が海軍力を増強する中、中国は現在、アジアで最大規模の沿海域戦闘艦隊を所有していると報道した。18日付で環球網が伝えた。

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記事によると、中国は南シナ海などの海域における主権と利益を特に重視している。中国はかつて、ベトナム、フィリピンなどとスプラトリー諸島(中国名:南沙諸島)の領有権などをめぐって争っており、また、中国が輸入する石油を運ぶタンカーの約60%が南シナ海海域を運行するなど、安全確保の面からも海軍力の強化は必至となっている。

こうした状況を踏まえ、中国人民解放軍海軍は、沿海域戦闘艦隊の増強によって海軍力の向上を図ってきた。その結果、中国海軍は現在、アジアで最大の沿海域戦闘艦隊を有するようになった。中でも乗船定員12人、最大速度40ノット、ミサイル8基の搭載が可能な中国国産「022ミサイル艇」はその中心となる船舶で、すでに40隻以上を保有し、現在も増産中だという。(翻訳・編集/HA)

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